私立小学校に通うおっとり子の日々

私立小学校に通うおっとり子の日々

私立小学校に通うマイペースな娘(おっとり子)は、お家でのお勉強をがんばらないと、学校のテストで点数が取れません。家庭学習方法を中心に、おすすめな問題集や参考書についてや、日常生活、過去のお受験を経験して今思うこと等について綴りたいと思います。

小学校受験:季節感を身につけさせるには

季節感を身につけさせるのは大変

 

 4,5歳の子供に季節感を身につけさせるのは大変ですよね。我が家でもお花や行事、月と季節の関連などを肌で感じさせ、身につけさせるのは大変でした。ペーパーではお話の記憶に絡めて出てきたり、仲間外れの問題でも出てきたりと、ペーパー正答率を上げるためには、季節感を体に染み込ませる事が重要だと私は思います。そもそも、季節感は身につけさせるものではなく、自然に身につくものなんですけどね。でも自然に身につくのを待っていると、お試験本番になってしまうので、意図的に自然と身につくようにご家庭で日々努力されるのが良いかと思います。

 

日々の中で

 

 おっとり子も季節はちょっと苦手で、年中さんの頃より、できるだけ自然に身につくように心がけてきました。小学校受験を意識し始めたら、まず季節の植物を目に触れるように置くようにしました。春であれば種や球根を子供と一緒に植えたり、お散歩の度に、季節のお花を見つけたら子供に声をかけるようにすると、季節のお花は割りとすぐ分かるようになりました。あとは、季節により収穫できる野菜や果物が違う事を日々の食卓で学ばせたり、季節が移ろえば気候が変わり、衣替えなども肌で学ばせます。

 

子供に季節感を身につけさせるポイントは、「日々の中で」だと思います。暗記させるのは、子供にはどうかと思うので、日常生活の中に取り入れると良いと思います。これは行事も同じで、親からすればちょっと手間な行事もあるのですが、基本的な行事は全て自宅でも行いました。春の七草や、秋のお月見もです…。

  

季節の虫

 

 虫は、少し母親からするとハードルが高いので、お父様のお手を借りて、捕まえてお子様と一緒に観察してもらったりすると良いと思います。我が家は蛍を見に旅行に出かけたりもしました。どうせなら、楽しみながら季節感が身につくようにすると、ご両親様も心の負担が少なくて良いかと思います。

 

きせつカードで確認

 

 日々の中で覚えた季節の確認は、我が家では、こぐま会の「きせつカード」や、お話の記憶で季節が盛り込まれている問題で確認しました。また、こぐま会の季節カードだけではカバーできていない内容や、お話の記憶やお教室の問題の中で、覚えられていない季節は、自分でカードを作成して、確認しました。自作カードは、切れるマグネットシートを購入し、絵はネットの画像や、何かから見繕い、紙にコピーして、マグネットに貼って完成です。自宅で使用するだけならこれくらいのクオリテイーで問題ないです。

この季節感は、小学校受験時だけでなく、おっとり子の学校では、その後の学校のテストなどでも出てきているので、結果的にずっと役に立っています。