小学校受験:年長の夏休み(お受験本番の年)の過ごし方 ~ペーパー正答率を上げるには~
年長さんの夏休み(お受験本番の年)の過ごし方
受験本番の年の夏休みの過ごし方は、とても悩むところだと思います。理想が高すぎると、実際に夏休みが始まってから、理想と現実の乖離にイライラや焦りが出てしまいます。理想を掲げつつ、現実的な落としどころと、うまくいかなかった時のための修正日を設けながら設定するとうまく過ごせるのではないでしょうか。
また、毎日ペーパー漬けでは疲れてしまうので、夏野菜や果物の収穫体験や、海での磯遊び、川遊び、プール等をうまく間に挟みながら過ごすと、子供も楽しく乗り切れると思います。
外遊びは、夏はかなり汗が出て体力を消耗するので、親子共々水分補給と紫外線対策は気を付けた方が良いですね。また、蚊にさされるとかゆくて集中力低下につながるので、虫よけ対策もお忘れなく!
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我が家の夏休みの過ごし方
我が家では、受験本番の年の夏休みは、7月に夏野菜の収穫体験を行い、8月に長めの旅行(10日間くらい)に出かけて、その中で遊びながらペーパーを解かせました。
ペーパーは毎日80枚~100枚目標。おっとり子は、遊ぶためにペーパーを必死に解いていました。また、おっとり子は、幼稚園児にして「計画」を立てるのが大好きでしたので、毎日1日の始めに計画を話し合い、予定を立ててから1日を過ごしました。
「計画表 予定表 円グラフ」などのキーワードで検索すると、いくつか出てくるので、子供に選ばせて、気に入ったものをご使用されると良いと思います。
ある日の我が家の夏休みのスケジュール
長期旅行に出かけつつ、受験勉強をしたある日のスケジュールです。
6:30 起床、身支度、ペーパー
8:00 朝食
9:30 ペーパー
11:30 昼食
13:00 海・プール
15:30 ペーパー
18:00 夕食
19:30 お風呂
20:30 ペーパー
21:30 就寝
休憩時間に、巧緻性や面接練習をちょっとずつはさんでいました。 夜にお祭りや花火などのイベントがある日は、朝から言い聞かせて、早目に終わるよう頑張らせました。
ペーパー正答率を上げるために工夫したこと
夏休みを通じて、ペーパー正答率を上げるために常に工夫していた事は、以下の通りです。
・隙間時間に、計算の練習をする。
10 になる数字の組み合わせ(1+9, 2+8, 3+7, 4+6, 5+5)や、倍数は2~6の倍数あたりまで言えるようにしておくと安心です。
・過去問を解く。
・志望校で出題される問題と似たような問題を問題集から抽出して解く。
・ペーパーの束は、10枚1束にして、子供のやる気を引き出す(1束を厚くしすぎると、親も子供もやる気が削がれる)
・夏から、問題を解く時間をペーパーが難しいことで有名なG校と同じ速度とした。
・問題を解かせる前に問題を復唱させる。(←これでおっとり子は飛躍的にペーパー正答率が伸びました)
ただし、これらは嫌気がさされない程度にやる事が大事です。おっとり子は、基本的に机の前に座ることが好きなタイプではないので、長期旅行に出かけて、ペーパーが終われば遊べるという状況で頑張らせました。
面接対策もぬかりなく
おっとり子は、面接に強いタイプだったので、あまり苦労はしませんでしたが、聞かれていないことまで答えてしまうので、その辺りの練習を夏休みから始めました。面接の受け答えが苦手なお子様はお風呂や、隙間時間を利用して、早目の準備を心がけると良いかと思います。
受験目前の最後の夏休み、悔いのないよう過ごし、夏休みを楽しめたら良いですね。
*良かったらこちらの記事もご参考になさって頂ければと思います。