私立小学校に通うおっとり子の日々

私立小学校に通うおっとり子の日々

私立小学校に通うマイペースな娘(おっとり子)は、お家でのお勉強をがんばらないと、学校のテストで点数が取れません。家庭学習方法を中心に、おすすめな問題集や参考書についてや、日常生活、過去のお受験を経験して今思うこと等について綴りたいと思います。

私立小学校:ママ友とのお付き合いの仕方

私立小学校:ママ友とのお付き合いの仕方

   私の友人のお子様達は、おっとり子より年下ばかりで、私立小学校のママ友とのお付き合いをどのようにすれば良いのかあまり情報がなく、ただ漠然と不安でした。数年過ごしてみて、ママ友とのお付き合いの仕方がなんとなく分かってきた気がするので、経験をもとに書いてみたいと思います。これから入学される方、すでに入学されていて悩んでいる方のご参考になればと思います。


知り合いゼロでも大丈夫!不安にならないで!

 入学式では、校庭やラウンジなどで、既に円になって楽しそうに談笑されているお母様方をお見かけします。知り合いがほとんどいないお母様からすれば、羨ましく、またそのような様子に不安を感じる事と思います。すでにお知り合いがおられる方々は、おそらく、かつて同じ幼児教室にお通いであったり、出身幼稚園が一緒の方々です.特に大手幼児教室の場合、その円陣は大きくなります。そういう方がおられるのは当然なのですが、知り合いがいない方からすると、心がちょっとざわつきますよね。

 

お子様の送迎時に知り合いの輪を広げる

  入学当初は、私立(国立もですが)の場合、お子様の送迎というミッションがありますね。たとえ知り合いがいなかったとしても、送迎時に同じ沿線の方々とお帰りが一緒になり、そこから知り合いの輪が広がります。その場ではとりあえずご挨拶程度で済ませる方もおられますし、ママ名刺を下さる方もいらっしゃり、様々です。

ママ名刺について

 ちょっとママ名刺について脱線しますが、ママ名刺はあってもなくてもどちらでも良いと個人的には思います。ただ、おっとり子の学校では約8割の方が名刺をお持ちという印象でした。ママ名刺があると連絡先を知らせるのに便利というだけで、お付き合いに影響はありません。また、この送迎時のお付き合いが、その後のお付き合いに影響するかというと、それも特にないです。ただ、下校時は、トラブルも起きやすいので、沿線の誰かとはつながりを持っていた方が良いかと思います。


ママ友とのお茶会・ランチ会

  入学直後の送迎時期が終わると、保護者が学校へ行く回数が減りそうですが、意外と来校の機会というのは多いものです。授業参観、個人面談、学校によっては運動会や、スポーツ大会などが1学期の行事としてあり、来校の機会はそれなりにあります。

 最初の頃は、社交的な方がお声をかけて下さり、同じクラスのお母様方とのお茶会やランチ会が設定され、ご連絡先を交換する機会は自然とあると思います。この時期は、特定の人とだけ話すというより、色々な方とお話してみると良いと思います。お茶会やランチ会の参加は必須ではないですが、交流を持ちたいと考えていらっしゃるのであれば、お誘いの3回に1回くらいはご参加されると良いかと思います。

  働いていらっしゃるお母様は、お茶会やランチ会への参加は、1年に2回程度という方もいらっしゃいます。だからといって、仲間外れにされるわけではなく、仲良しのお母様もいらっしゃるので、無理をしてまでお茶会やランチ会は参加するものではないと思います。

 

休校日のお遊び

  私立小学校は、先生方の研修や、学校の創立記念日、入試等でかなりお休みがあります。みなさん、習い事で平日や休日もお忙しいので、休校日くらいしか遊びに行く時間がありません。我が家は、1年生の時は、沿線のお友達で遊びに行くことが多かったです。また、沿線のお友達の中に、非常に社交的なお母様がいらっしゃったので、その方のつながりから、別の集団の会に参加することもありました。 

我が子のポツンとする姿は悲しい

 ただ、おっとり子自身、中々仲の良いお友達が作れず、大きめの会(子供の数が10~15人)に参加してもあまり楽しめていない様子(たまにポツンとしてしまう)を目にすると、親としてはちょっと悲しくなりますし、学校生活は大丈夫なのか不安になります。しかし、学期を追うごとに、仲良い子ができてきて、大きな会でもポツンとはしなくなりました。そして、私の方も、なんとなく学校の様子も分かってきて、お友達の性格や、お母様の雰囲気が大体把握できると、わざわざ無理して大きな会に参加しなくてもな…という気持ちになってきました。 


1年くらい経つと人間関係や、お母様の性格も分かります

  お茶会やランチ会、休校日のお遊びを経て、大体1年くらい経つと、大体どの方と話が合うのかが、分かってきます。そして、我が家もお友達とどのように付き合って行きたいのか、休校日をどういうお友達と過ごしたいのか、親子で方針が決まってきます。

 我が家は、親子共々お付き合いしやすい方とこじんまりと少人数で遊びに行くのが良いねという事になりました。そもそも、学年が上がるにつれて、大きな会を主催する人も減っていきますので、どのご家庭も段々と落ち着いてくるのかもしれません。

 

焦らないで!

  あまりママ友作りを焦って、最初のフィーリングで、気が合いそうと!と常に特定の方と行動を共にしてしまうと、後で嫌な面が見つかって、お付き合いを辞めたい時に難しくなります。
 また、お母様が良い方でも、子供が実は問題児で、親子で遊びに行くのは控えたかったというケースもままあります。お母様同士気が合うからと言って、仲良くし過ぎると、「親子4人で遊びに行きましょー」となり、親同士だけが楽しく、子供同士は辛い時間となります。

 そして、最初こそ子供も渋々付き合ってくれますが、2年生の後半~3年生くらいになると、子供から「さすがにもう勘弁してちょうだい」と訴えられます。また、子供は問題ないのに、お母様がちょっとお付き合いが難しいケースも実際あります。
 でも、それはパっと見て分かる訳ではありません。どの方が親子共々お付き合いできそうか、見極めるのはそれなりの時間が必要かと思います。

1年程度は、付かず離れずの丁度良い距離感を保つのが良いかと思います。