私立小学校に通うおっとり子の日々

私立小学校に通うおっとり子の日々

私立小学校に通うマイペースな娘(おっとり子)は、お家でのお勉強をがんばらないと、学校のテストで点数が取れません。家庭学習方法を中心に、おすすめな問題集や参考書についてや、日常生活、過去のお受験を経験して今思うこと等について綴りたいと思います。

小学校受験:我が子のピークを11月1日にもっていくのは大変

夏にはある程度仕上がっていて欲しいけど 

 一般的には本番の夏頃(年長さんの夏頃)には、もうある程度出来上がっていて、むしろそれを維持するのが大変とよく聞きます。確かに、同じ幼児教室でペーパーが最も難しいと言われる小学校(以下G校)を目指していた男の子も夏の時点で割りと仕上がっている感じでした。が、わが子(以下おっとり子)は、夏にはまったく出来上がっておらず、かなり焦りました。

 ペーパーは相当数やっているのに、仕上がっていかないのです。計画はしっかり練っていたのですけどね。子供は自分の思ったようにはならないものです。  

 なので、世間一般の人とはちょっと違う意味(間に合わない)で11月1日にピークをもっていくのは大変だなと思いました。

 

おっとり子の第一志望校はペーパー難関校 

 おっとり子の第一志望校は、ペーパーができなければ、まず受からないペーパー難関校でした。しかし、受験の年の3月(本番8ヶ月前)に成績はドン底でした。どんなにペーパーをやれども成績は上に向かず、6月頃には第一志望は諦めようかと思い始めていました。でも、どうせなら最後まで走り切ってから諦めようと、そこから家族一致団結して、おっとり子の弱点分析にかかりました。

 結果、おっとり子の弱点は、

・問題を正しく把握できない

・数字に弱い

・登場人物の名前を覚えられない

の3点に集約されました。7~9月はこの3点を補強すべく問題集を解きました。9月末から成績は上向きになり、10月中旬あたりに、やっと「ひょっとすると、ひょっとするかも!?」という気持ちになり始めました。 …いや、もう様々な学校で、面接が始まっている時期なのに、やっとそこですか?という状況でしたが、おっとり子の追い上げは凄かったです。

 ピッタリ11月1日に調子を合わせ、見事合格を勝ち取りました。親の私でさえ、信じられないウルトラCでした。 

G校を目指した男の子の合否は

 一方、同じ幼児教室のG校を目指していた男の子は、ペーパー面では大きな問題はなかったのですが、身体能力の面で苦労しており、しかしそれも夏休みのお父様による毎朝の早朝トレーニングにより克服し、見事合格を勝ち取っていました。

  

今思い返すと

 そんな小学校受験から数年経ち、今思い返すと、11月1日にピークをもってこれたのは、夏休みの過ごし方が良かったのかなと思います。 またおっとり子に限っては、最後の10月に一気に伸びたと思います。 

 なので、今現在成績が伸び悩みの方々、諦めずに、落ち着いて状況分析して頑張って下さい。親の「冷静さ」、「信じる心」、「忍耐」が大事だなと思いました。