私立小学校に通うおっとり子の日々

私立小学校に通うおっとり子の日々

私立小学校に通うマイペースな娘(おっとり子)は、お家でのお勉強をがんばらないと、学校のテストで点数が取れません。家庭学習方法を中心に、おすすめな問題集や参考書についてや、日常生活、過去のお受験を経験して今思うこと等について綴りたいと思います。

小学校受験:面接が苦手な母親の面接対策はいつから?

面接が苦手な母親の面接対策はいつから?  

 私は面接が大の苦手で、できることなら面接をしたくないと思っています。しかし、小学校受験で面接を避けることは、ほぼできません。ただ、面接で、重きを置かれるのは、母ではなく「父」なので、ある程度練習しておけば、「母」はなんとか乗り切れると思います。 面接が苦手なのが「父」の場合、かなりの努力を強いられるかと思います。

面接が苦手な人は1年前から準備を! 

 我が家では、幼児教室の勧めで、面接の対策を年中の秋から始めました。つまり、約1年前からです。幼児教室から出された想定質問に対して、回答集を作成する作業から始まりました。
 ・年中秋~冬:回答集ドラフトを一通り作成
 ・年中春~年長GW:最後の回答集作り込み
 ・年長6月~7月:回答集通りに回答できるか練習
 ・年長8月~9月:幼児教室の先生と練習
 ・年長10月:本番
というライムラインで面接対策は行いました。この一連の作業の中で、やはり幼児教室から出された想定質問だけに対する回答集を作成するのでは不安を感じ、各学校の過去問に載っている面接での質問事項も網羅しました。

 

面接対策と共に願書の志望理由記載欄を検討する事にもつながる

  これらの回答集を作成する中で、家庭の方針は何か、家庭で大切にしていることは何か、そしてそれらはなぜそのように考えているのか、または考えるに至ったのか、を掘り下げて考えました。

  面接対策の想定問答集を作成するのはとても時間がかかりましたが、その中で色々見えてきたこともあり、とても有意義な時間だったと思います。
 またこれは願書の志望理由記載欄(最近なくなりつつある欄ですが)の内容にもつながってくる作業だと思いました。
自分の考えを筋道立てて構築する事が得意な方には、なんてことのない作業だと思いますが、そういう事が苦手な私にはかなりの負担でした。

 でも、色々考えていると、志望動機の核になるようなものが見つかり、どの回答にもそこを元にして回答することができるようになり、面接での回答も安定してくるように感じました。面接が苦手な方は、1年前からの準備をお勧めします。

 

市販の面接対策本は参考程度 

 市販の面接対策本は目を通す程度が良いかと思います。市販の面接対策本の回答を多少アレンジした程度の回答ですと、残念な回答になってしまうと思います。やはりそこは、ご家庭の教育方針や、大切にしている事が滲み出るような回答になるように作りこむ必要があるかと思います。

お父様は大変 

 特に、お父様は、面接で聞かれる内容が、準備していっていない内容で質問されると思っていた方が良いと思います。準備していってもどうせ聞かれないなら、準備しなくても良いかと思いがちですが、想定問答集はしっかり頭に入れた上でないと、変化球に耐えられないと思います。

 ポイントとしては、普段からお父様・お母様でよく話し合い見解を統一しておく事や、お父様がご家族のことをよく考えておられれば、なんとか乗り越えられると思います。